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花扇  剛しいら  クリスタル文庫  2004.08  ★★★★★



落語家シリーズ 花扇 (クリスタル文庫)
(2004/08/11)
剛 しいら

あらすじ

今や人気の落語家山九亭感謝こと森野要がまだ半人前の頃、元兄弟子の寒也とそういう仲になった我が身の幸福に比べ、
何の未練もなく男を使い捨てる師匠山九亭初助の孤独を気の毒に思うこともあった。
しかしその人生には真実の愛を貫く想像以上の物語があったのだ…。
粋な噺家たちの艶話が再びお目見え。


注意  もの凄く長くなっております…スミマセン(苦笑)
     あと「座布団」未読の方には思いっきりネタバレになりますので、どうかご注意くださいませ。


「座布団」を拝読して、そのあまりの読み応えのある内容に、一度読んだぐらいではこちらの理解が追いつかず…(座布団の感想はコチラ
これを十分に咀嚼して、味わうには…時間が必要で、その後に次を読んだ方が良いということはよ~~~~くわかっていたのですけれど…
でもやっぱり…あまりに「初助師匠の過去」への焦らしプレイにさらされると…その「理性の忠告」もすり減るワケでして…
「慌てる乞食は貰いが少ない」「急がば回れ」「急いては事をし損じる」などと繰り返しコトワザなど思い浮かべてはみたものの…
次の夜には…絶え間ない誘惑に逆らえずに…やっぱり気がつくと手にとっておりました…il||li _| ̄|○ il||li

ああああ、この誘惑にいったい誰が逆らえようか???(←反語で)

もうかぶりつくように「花扇」を読んでみて…「知りたい欲求」は思いっきり満たされたのですが、
「やっぱり先人の忠告に従うべきだった~~~ なんてもったいないことをしたんだ~~~~~~~~ (>A<)」
と満足半分、後悔半分というところでしたわ…

だって…あの焦らしプレイの快感が…もはや味わえないんですもの~~~(←精神的Mと呼んでください)
始めにご忠告申し上げますが、やっぱりこの「花扇」は「座布団」を読んでから最低でも3日ぐらいは間を空けて読まれることをお勧めします。
そうすれば、あの「ナゾが解けていく快感」も十倍になって味わえるんじゃなかろーか……
その3日間で、ひたすら「初助師匠の過去」への妄想に浸ることもできますしねえ…ああ、もっと妄想ふくらませていたかった…

ま…そんなアホな述懐はさておき…

この「花扇」、先日申し上げたように、初助師匠の過去が鮮明に現れてくる、まことに剛しいら先生の見事な筆が冴え渡る作品でございました。
「座布団」ではひたすら芸の道を精進する師匠という印象でしたが、この続編「花扇」では、芸の道を邁進しながらも、愛を恐れ、愛を求めて
したたかに、健気に昭和という時代を生き抜いた初助師匠の鮮やかな生き様を堪能した感じですね…


初助師匠の評伝を書くために師匠と関わった人達に取材をしている物書き・一色が訪ねてきて、弟子の要に是非「弟子から見た師匠」を
インタビューさせてくれと頼むところから話は始まります。
そして一色は彼が調べたなりの、要すら知らない初助師匠の過去の断片を話し出すのですよ。
彼がいろいろ伝手を頼って調べても…いまだ謎が多い初助師匠の過去。
再び要の心の中に「初助師匠の生涯」への興味と疑問がわき起こり、そこからまた少しずつ初助師匠の過去が明らかになっていくのです。

一色が差し出した、母親と一緒に映っている幼い頃のどこか寂しげな初助師匠の写真。
「刑務所帰りのヤクザの身元引受人」になったという初助師匠。
それを聞いた時、要も初助師匠と共に20年近く続けてきた「刑務所への慰問」が…単なる社会奉仕ではなく、
もしかして師匠にとって何か特別な意味があったのでは…と漠然とながらも思い当たる節がでてくるのです。

初助師匠の過去というパズルのピースがさまざまに散らばって…一色にはそこからどうにも師匠の全体像が見えてこない中で、
その中の1ピースが要の記憶と重なって…
今になって新たな初助師匠の一面を知らされて、当時はわからなかった事がようやく要の中で見えてくる…
自分や寒也の記憶を掘り起こし、「ああ、多分あれがそうだったんだ」と自分達の中で納得していくのですねえ…

ああ、あの時師匠の家で出会った男が…おそらくその刑務所帰りの男だったんだろう…と。
あの頃、師匠は高座も休み、男あさりもせず…ただひっそりと、あの男と半年ばかり暮らしていた…
自分はあの男をただ師匠の家で見かけただけで、紹介もされなかったけれど…あれは夫婦茶碗が家にあった頃だった……
師匠は、癌に侵されたあの男の最期を看取ったようだった…
あの頃、師匠は確かに…幸せそうだった……

懐かしい思い出が蘇り、その思い出の意味が今になってようやく少しずつわかってくると…
弟子達の中では、師匠がついに語らなかった師匠の過去を暴くことに抵抗がわきおこり…
師匠の遺志を尊重して、過去はそっとしたままにしておきたいという結論に自然になっていくんですよ…

初助師匠の過去や、その生涯は「落語の芸」という至高の名人芸の中にすべて取り込まれ、今でもCDや録画などで見ることができる
師匠の芸にすべて昇華されている。
ならば、本人が望まず、終生語る事の無かったその生涯など…暴く必要などないのではないか…

その遺志を尊重し、そっとしておくことこそが「師の芸に対する最高の敬意」なのだろう…と自然に要と共に読者も思っていくのですよ。
かえってそれを暴き、世間の晒しものにしようとする下種なヤカラなど、排除してやる!とまで思ってしまうほどにね(笑)

初助師匠の評伝を書こうと試みた一色も、要と寒也から師匠の話を聞かされて、一応好奇心は最低限でも満たされて…
(男色家というのはショッキングだったでしょうが)
思った以上に苛烈で複雑な過去があるらしい初助師匠の過去が暴かれれば、まだ生きている人間を傷つけるかもしれない可能性に
思い当たり…
「師匠は何も語らなかったのだから」という弟子である要や寒也の意見に納得してそれ以上の取材を断念することになります。

ええ、多分これで良いのだろうなあ…とこちらも納得するのです。過去はそっとして置く方が良い。
無意味に掘り起こし、暴き立てる必要はない。
ただ、美しい思い出と、至高の芸が残っていればそれで良い…と。

そこで終わってもそれはまた良い終わり方だっただろうとは思うのですが…
やはり好奇心というものは猫をも殺す(苦笑)

そこから剛しいら先生は最後の最後に初助師匠の過去を描いて下さるのです。ああ、最高の読者サービスですわ~!!
これぞ、読者の特権!!
ここまで「座布団」「花扇」を通してちらちら垣間見えていたにも関わらず、イマイチ鮮明に現れてこなかった初助師匠の過去が、
ようやくここに来てベールを脱ぐのですよ…
剛先生。本当にこの辺りが…心憎いまでに読者の心情をついてくださいますねえ…

ああ、やっっとわかる…と思うけれど…やはり知るのが怖いという感じもあり…もったいないような感じもあり…
しばし読み進めるのをとまどってしまいました。

1時間程逡巡して、その中で座布団をまた読み直して座布団の感想をとりあえず書き…それからようやくページを進めることができましたよ…。
…ようやくここにきて、初助師匠の生い立ちが…愛憎が…恋が…鮮やかに目の前に描き出されて、
読者は初助師匠の生き様をじっっくりと味わうことができるのです…




父親を知らず、母というより先に女であり、女講談師芸人であった母親の生き様を間近に見る幼少時代。
戦時中という過酷な状況下で、母を慕う我が子を捨て置いて、華やかに芸人として生き、身体を売って生き抜く母。

そんな母親の生き様を間近に見、慕わしさと、憎しみと、諦めという相反する感情に振り回されながらも…
物もなく、食べ物もなく、いつ爆撃されるかわからない恐怖にさらされながら、ただ今日を生きのびる事に必死だった幼少の初助。
ようやく終戦を迎え、戦後の復興期に入っても…母親の生き様は変わることがなく…
男を従え、男に狂い、男を惑わし、芸に生き…多くの恨みつらみを買い、最期は息子の目の前で男に殺された母親。
痴情のもつれから無理心中とは…まさしく母親の業に相応しいあっけない最期ですけれど…
それを目の前で克明に見せつけられた多感な年頃であった少年の心の傷はいかばかりであったことか…

それが初助師匠の一生を左右してしまうほどの…根深いトラウマとなったであろうことは想像はつきますね…
幼い頃、絶対の愛情を向けられるべき母親に、その存在を無視された子供は…やはり心の奥底に人間不信、
そして精神の飢えを抱えるのでしょうか…
ましてや、父親が誰だかわからないとなればね…

もはや誰も頼る者はなく、武器となるものは母親ゆずりの美しい顔と芸だけ…となれば、あれほど忌み嫌った母親の生き方を
真似てしまうのは無理からぬことなのでしょう…特に戦後の復興期の混乱の中では…
母親を見習うように、男達から上手に金を巻き上げて、後腐れなく別れて、次の男に乗り換える。
最期は殺された母親の二の舞にだけはならないように、ひたすら要領よく男を渡り歩いて…芸の道に励む若き日の初助。

自分を愛してくれなかった母の生き様を憎みながらも、母と同じ道を辿る自分を嗤い、同じ道を辿ったからこそ見えてくる母の心。
鏡を見るたびに母の面影を感じ、身体は与えても心はやらないと女一人で動乱の時代を芸人として生き抜いた母を慕いながらも
自分を振り向いてくれなかった母を許すことはできず…やはり愛憎と哀愁に振り回される。
母の最期からの教訓から…真摯な愛情には背を向けて…死に追いやるほどの熱情を恐れて…男達を上手に手玉にとって…
なのに未だ愛に飢えた子供の部分は「殺したいほど愛されたい」と心のどこかで願う…
…人の心というものは…本当に複雑で…厄介なほど摩訶不思議でございますねえ…

そんな中、現れたパトロン・下村との出会い。
もしかしたら実の父親かもしれない経済界の大物・下村の、母への愛憎をその息子に向けるような偏執的な執着にのせられて…
下村の用意した家に住み、下村の目の前で下村の用意した男達に抱かれ続け…下村の潤沢な資金援助とコネを背景に
落語家としての花道を順当に駆け上がり、出世していく初助。

結局は母への執着のみで、自分を愛してはくれない父親への反抗のように下村の実の息子をたらし込み、その裏切りに怒り狂った下村に
過酷な仕置きをされそうになった時、初助はその生涯を変えるほどの男と出会うのです。

人生を諦めと割り切りと芸の精進で切り抜けて、心の痛みすら捨て去って生きてきた美しい初助。
「愛すること、愛されること」を知らずに、ただひたすら人生を要領よく生き延びてきた男が、打算もなく、ただ自らの信念ゆえに、
すべてを賭けて見ず知らずの自分を助けてくれる男・寺田に巡り会った時感じた感情は…恐れと憧憬だったのかもしれません。

ひたすら自らの信念と、誠意を貫く男の生き様は、鮮烈なほど眩しく初助の脳裏に焼き付いたのでしょうね…まさしく一目惚れだったのでしょう。
特にその男がヤクザにしても初助好みの男前だったとしたら(笑)

初めて知る、理性を溶かし身を割くほどの恋情。
人生にすれきり、男に慣れたはずの初助が見せる押さえようとしても押さえきれない一途な恋情は、純情健気で、読んでいて本当に初々しい。
戦時中、戦後の混沌とした時代を生き延び、利用できるものはすべて利用して生きてきた人間が真に実のある男と出会い、
その男ぶりに心底惚れて…
その健気なまでの恋情にヤクザでありながら清々しい寺田も応え、その恋情は深く静かな愛情へと育っていくのです。

ヤクザという商売柄、渡世の義理に縛られて組の為に刑務所に20年近く入ることになった寺田に
「銀さんはこれでようやくあたしだけのもの。ずっと待っているから」
と言い切れるほどの深い愛情と理解に包まれた、真摯で健気な大人の関係を味わわせてくれるんですねえ…

たとえ最後に永遠の別れという辛い苦しみが待っているとしても、巡り会わないよりは、あの人と巡り会い、苦しみも悲しみも喜びも
すべて味わった方が幸せだと思えるほど人生の出会い。

ああ、この愛の思い出が、初助師匠を支え、初助師匠を生きさせたのだなあ…と心から納得してしまいますね…
ベールに包まれた「師匠」ではなく、初めて等身大の一人の人間「噺家・初助」として、この人を見ることができた気がします。
愛する人と死に別れても、孤独にさいなまれても「孤独じゃない」と言えた師匠は…
心から人を愛し、愛される事を知っていたんだな…と思えると、確かに不幸で孤独な人じゃない。
幸せな、芸に精進する一生を全うしたんだなあ…と思えて…胸が熱くなります。
相手は刑務所暮らしの離ればなれの日々や、死に別れた後の日々を支えてくれたのが、「生涯のすべてを打ち込んだ芸」だったのでしょうね…

そう、だからこそ、あの初助師匠の至高の芸になったんだ。
愛を求めても得られない心の渇き、明日をもしれない日々を生き抜く恐怖、離ればなれになる苦しさ、そして永遠の別れ。
それをすべて芸に支えられて乗り越えたからこそ、初助師匠は生き様すべてを芸の肥やしとすることができたんだ。

あの人生のすべてを入魂するような芸の深淵。
…女の情念を表現し、すべてのものを取り込んで芸に精進する姿勢は…不遇な幼少時代を過ごし、人を利用し利用され、
心底人を愛し、心底愛された経験を心に秘めた壮絶な人生を歩んだ初助師匠だからこそできたんだ。
ああ…本当に…心がじんわり熱くなる、健気で、男気に溢れた…愛の物語でございました。


この「花扇」を読み、初助師匠の生き様に納得してから「座布団」をもう一度読み直してみると…
今度は、初助師匠の視点から弟子の要を見ることができるんですよね…
初助師匠がどれだけ要を可愛がっていたか、自分の生き様をこの愛弟子の芸の肥やしにしてやろうと、もう持てる芸のすべてを注ぎ込んで、
弟子を育て上げる濃い師弟関係が見えてくる。
初助師匠は、本当に弟子を母親のような視点で可愛がっていた…本当に良い師匠だったのだと…改めて思います。

弟子に自分の生き様を教え、芸の厳しさを教え…
そして自分の周囲、自分自身のすべてを芸の肥やしとしてきた自分の生き様を、今度は弟子の芸の肥やしとする。
これこそ…生涯を芸にささげ、芸に生きた初助師匠の真髄なのでしょうね。
初助師匠の芸は、今度は弟子に受け継がれて…その芸はますますの精進に励まれることになるのですから。

まあね…まだ子供な弟子は、そんな母のような師匠の無償の愛に気づけずに、無頓着に冷たいだの無関心だの思ってますけれど…
無自覚に愛情をむさぼり食って、それを当然としている子供らしい傲慢さが「座布団」を改めて読んでいると笑えてくるんですが…(笑)
でも、要も自分が弟子を抱える師匠、親の立場になって初めて、自分の師匠であった母親のような深い愛に気づけるようになるんですよね…

師匠にとっては弟子は実の子同然。
何か不始末をしでかせば、自ら腰を折って謝り、弟子を諫め、弟子を叱り、自分の芸を注ぎ込んで育てていく…
深い信頼と愛情が無ければ、そんなことはできませんよねえ…
特に要のようなお調子者は、いつどこで何をしでかすかわかったもんじゃありませんから…
さぞかし気を揉んでハラハラしたでしょうよ、初助師匠。

今、要はその報いのように、因果は巡り、弟子達にハラハラさせられてますよ(笑) 成長しましたねえ…感謝師匠。
ええ、要師匠も…今ようやく「初助師匠」の年代になり、「師匠」と呼ばれる立場となって、あの当時の師匠を
推し量り、共感できる重みや深みを伴った経験を積んだということなのでしょう。


剛先生、この「座布団」シリーズの同人誌も何冊か出されていて、それがいくつかはDLできるようなので
もちろん早速拝読させていただきました。(夫婦茶碗はヤフオクのお世話になりましたけど)

初助師匠の過去の初恋話や、心中騒ぎで結局振られた香田の話、寺田と出会うキッカケになる異母兄(?)をたらしこむ話、
そして寺田との最期の半年間なんかが載っていて…これもまた浸らせていただきましたわ~

特にホロリと泣きそうになってしまったのが…初助師匠の初恋話「傷」
アンデルセン童話「幸せの王子」になぞらえた短編が…しみじみと味わい深くて…戦後のあの混沌とした時代を彷彿とさせる
小話に浸らせていただきました。
もし、あの初恋に殉じて生きられたら…それはまた違った人生だったんでしょうが…
やっぱり「芸」は捨てられなかったかもしれない。そして、初助に芸を捨てさせる事はできなかっただろう少尉も…
それぞれの辛い割り切りや、重い現実を踏まえた、納得できる終わり方を味わえて…
これは読めて良かったと思いましたね…

ああ…本当に…一瞬一瞬、見る度に、異なる鮮やかな模様を描き出す万華鏡をのぞき込んだような…
そんな極彩色な和の世界を楽しませていただいた気分です。

感嘆と共に…唸らされました。
ここまで芸の道を極めようとした男の生き様を描ききった剛しいら先生という作家様の力量に。
この本と巡り会えて良かったなあ…と心から思います。
また折りに触れて読み返せば…また新たな視点、発見があるのでしょうか。それが今からとても楽しみです。

どこか懐かしい時代に浸りながら、心に残る見事な芸人の生き様を堪能したい方にお勧めの作品。


↓↓ 昭和生まれの方(笑)
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     あれはキッパリ「デブ猫」となっております(泣)
     最近、ばばねこの食欲がとんでもないので…やっぱり…猫のダイエットを考えようかと思案する今日この頃でございます……
     またネコ写真、変えてみましたので、そのうち見てやって下さいまし(笑)

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*Comment

感慨です 

緻密に深く読み解く摩緒さんのレビューを読んでいたら、
これをまた読み返したくなりました。
再読するごとに染みて来る作品ですよ本当に。

摩緒さんもおっしゃる通り、本作を読んで初めて初助という
一人の人間の持つ魂の片鱗に触れられたような気がします。
あ~要と寒ちゃんのように、初助師匠についてを
摩緒さんと語りたいです。

こちらもTBいただいていきまっす!

>ここまで芸の道を極めようとした男の生き様を描ききった剛しいら先生という作家様の力量に。
  • posted by あねこ 
  • URL 
  • 2008.07/02 02:08分 
  • [Edit]

いや、逆らえまい・・・ 

摩緒さんの反語に反応して思わず書き込み(笑)

私もじっくりじっくり読みたい~味わいたい~120%楽しみたい~と思いつつ、はやる気持ちを抑えきれず・・・という事多々ありです。(買った小説の挿絵を先にチラ見してしまう衝動とも闘っております)でも「思い立ったが吉日」ともいいますものね~♪

先日はいろいろと教えてくださってありがとうございました♪まだ前作も未読ゆえ摩緒さんのレビューは読ませていただいてないのですが、読んだ暁にはまたこちらに伺いたいと思います♪
  • posted by うさこ 
  • URL 
  • 2008.07/02 07:00分 
  • [Edit]

何度も読みたくなりますね… 

>あねこさん

謎に満ちた初助師匠もいいけれど、色鮮やかに現れる初助も惹かれますよね~
番外編と合わせて読むと、また格別の味わいがあります。
剛先生、本当に…うまいなああ(笑)
何度読んでも、また新たな初助師匠が発見できるんでしょうね…
う~ん、やっぱり「戦争」を生き延びた人間っていうのは、私たちには計り知れない
思い切りの良さと諦観のような物を共通して持ってるんですよね…

ふふふ、是非御酒を飲みながら語り合いたいものですわ…




>うさこさん


誘惑に逆らうには、強靱な精神力か、疲労困憊の日々か、どちらかの条件が必要です(苦笑)
でも、積ん読本にしておくと「いつか、時間を作って絶対楽しんでやる」という楽しみがありますよ~
ゆっくり、じっくり、その楽しみのすべてを味わってみてくださいまし♪

いつかうさこさんが読めたら、是非感想聞かせてくださいね~。
  • posted by 摩緒 
  • URL 
  • 2008.07/02 20:08分 
  • [Edit]

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